2019/02/21 21:58:14
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】情報サニワ術(3)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2019.2.21
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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 ╋ 情報サニワ術(3) ╋


高度情報化社会の到来によって、それまでマスコミが独占していた情報発信を、誰もが手軽に自由に行えるようになりました。
その結果、マスコミのウソが「見える化」して来ましたが、それと同時に、誰でも手軽にウソを発信できるようになってしまったのです。

権力者はウソをつきますが、野党やマスコミもウソをつきます。そして無名の一般市民もまたウソをつきます。

インターネットは捏造・歪曲のフェイクだらけです。

正義のためにウソをつく確信犯もいれば、閲覧数を増やして広告収入を稼ごうという金銭目当てもいるし、注目を浴びたいという功名心でウソをついたり、単に世間を騒がせたいという愉快犯もいます。また、ウソを真実だと思い込み、善意からそれを拡散させてしまう場合もあります。

これらウソの洪水の中から真実を見極めるのは容易なことではありません。

審神(さにわ)ではまず神主に懸かった憑霊の正邪を見極める必要がありますが、王仁三郎もずいぶんと憑霊に騙されていました。

霊界物語第37巻と第38巻は王仁三郎の前半生──明治31年の高熊山修業(26歳)から、大正7年の開祖昇天(47歳)までの自叙伝になっています。

ここに憑霊に騙されたエピソードがいくつか書いてあります。

幽斎修業(神懸かりの修業)を始めた最初の頃、王仁三郎は友人の斎藤宇一の家を借りて修業場にしていました。
王仁三郎が審神者(さにわ)として指導していましたが、ある時、王仁三郎に「松岡神使」と名乗る霊が懸かり、宇一が審神者となって審神を行いました。

すると王仁三郎に懸かった「松岡」は宇一に、5万円やるから土地を買って大神苑を造れと命じました。

当時の5万円は、現在の貨幣価値に換算すると2億数千万円になります。
そんな大金を与えると言われ、宇一は大喜びです。
宝くじに当たったような気分でしょうかね?

「松岡」は、相場に詳しいという「大霜天狗」を王仁三郎に懸からせました。
すると「大霜」は──ある場所に小判で100万円(現在の価値で40数億円)隠してある。それを全部与えると悪い精神を出すから、まず1万円を資本金としてくれてやる。その金を元に相場をやれ。5万円どころか80万円儲けさせてやるぞ。──と言うのです。

王仁三郎は「大霜」の話を疑いましたが、宇一とその父親・元市はすっかり信じ切ってしまいました。
現代の投資詐欺によくありそうな話ですね。ヤバイ臭いがプンプンします。

「大霜」は、王仁三郎の肉体を使って、山奥に小判を掘りに行かせました。
王仁三郎は小判なんてあるはずがないと思いながらも、肉体に懸かった憑霊によって体が勝手に動かされ、ツルハシで地面を掘らされます。
で、小判は出ないまま岩盤に突き当たり、掘り進められなくなりました。

王仁三郎は「騙しやがって」と、自分に懸かっている「大霜」を責めますが、「お前の心を試したのだ」と言って「大霜」は肉体から脱け出てしまいました。

結局、小判が無かったことで、元市親子の信用を失い、修業場を貸してくれなくなり、自宅で自習する羽目になったのです。

元市は王仁三郎に愛想を尽かし、タヌキとかキチガイと罵しるようになりました。
しかし息子の宇一の方はまだ王仁三郎に未練があるようで、王仁三郎の家に出入りしていました。

するとまたもや「大霜天狗」が王仁三郎に懸かり、宇一に1万円くれてやると言うのです。
ある山の道端の草むらに10万円入った大きな黒い財布が落ちている、それを拾って警察に届ければ1割の1万円貰える。──というので、王仁三郎と宇一の二人は夜、探しに行きます。すると「大霜」が言う通り黒いものが落ちているではありませんか!
二人は早速その黒いものに手をかけると──黒い財布と思ったら、それは牛のウンコでした。(笑)

こうしてまたもや「大霜」と名乗る憑霊に騙されたのです。

──このようにして神様は天狗を使い、自分らの執着を根底より払拭し去り、真の神柱(かんばしら)としてやろうとおぼしめしたのだと、20年ほど経って気がついた──と王仁三郎はこの話を締めくくっています。

高い次元から見れば、たしかに神様から修業をさせられていたのだ、と見ることが出来ますが、だから騙されてよいわけではなく、騙されないようにしなくてはいけません。そうでなくては修業になりません。

このケースは、楽して儲けてやろうという人間の欲望を操った詐偽であり、現代でもよくあるケースです。
未公開株を譲ってあげますとか、将来有望な仮想通貨を買いませんかとか、この前逮捕された「テキシア」のようなネズミ講的な詐偽もそうですし、「うまい儲け話なんて無い」というのに、信じてしまうわけです。

もちろん、騙す方が悪いのは当然ですが、騙されてから文句を言っても遅いです。お金は帰って来ません。

情報をサニワするには、情報の真偽を疑うよりもまず、自分自身を疑う必要があるのです。
自分が、自分の欲望に騙されていないかどうかです。

先の霊界物語のエピソードでは、お金を取られたわけではなく、無駄な労力を使わされただけですが、実は私も20代の前半に、似たような経験をしたことがあります。

(続く)

○ここで紹介したエピソードは、霊界物語第37巻第7章〜第9章に書いてあります。
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm3707

(王仁三郎は「瑞月」とか「喜楽」という名前で登場しています)



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   次回、お楽しみに!


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