2018/07/16 20:23:34
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】基礎(20)エスペラント語

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2018.7.16
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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 ╋ 王仁三郎の基礎(20)エスペラント語 ╋


大正12年(1923年)、王仁三郎は大本にエスペラント語を導入し、
その普及に取り組みました。

エスペラント語というのはどこの国の言葉かというと、
どこの国の言葉でもありません。
自然に生まれて来た言語ではなく、人為的に作られた、ラテン語系の人工言語です。

開発者のザメンホフ(1859〜1917年)はポーランドに住むユダヤ人で、眼科医です。
当時ポーランドには4つの民族(ロシア人、ポーランド人、ドイツ人、ユダヤ人)
が住んでおり、その民族間の対立・不和を解消するために、
まず言葉が通じるようにしようと考え、エスペラント語を考案しました。

これは、母語に置き換えて世界共通語にしようということではありません。
まず自分の文化・言葉を大切にし、その上で他国の人としゃべる言語として使う、
国際補助語という位置づけです。

特定の国の言葉を共通語なり補助語なりにしてしまうと、
他の国の人が不公平感を持つのです。
現代だと英語が世界的に普及していますが、
しかしフランス語やロシア語もずいぶん普及しています。
そもそも世界で一番使われている言語は中国語ですから、中国人にとっては、
人類の6人の1人がしゃべっている中国語を共通語にせよと言いたいことでしょう。
それでケンカにならないように、特定の民族・国家に偏らなくするため、
人工的な言語を開発したのです。
と言っても、しょせんラテン語系、つまりヨーロッパ系の言語ですから、
アジア人から見たら不満もありますが、
しかし全くのゼロから言葉を創り出すことなど出来ませんので、
そこは仕方がないことです。

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ところでエスペラント語というのは単なる言語ではありません。
これは一種の精神運動です。
世界を平和にするには、まず意思の疎通ができるようにする必要があるということで
エス語が開発されたのです。
単にしゃべればいいというものではなく、そこには人類愛善の精神が必要です。
エス語でもケンカは出来ます。
エス語で他人を罵倒したり、ヘイトスピーチを吐くことも出来ます。
しかしそれではエス語を使う意味がありません。エス語の精神から外れています。
エス語をしゃべるときには(もちろん日本語をしゃべるときもそうですが)
人類愛善の精神が必要です。
王仁三郎は大本の宗教運動の一環としてエス語を導入したのです。

ザメンホフがエス語を発表したのは明治20年(1887年)です。
日本では明治39年(1906年)に「日本エスペラント協会」が発足しており、
王仁三郎は大正7年(1918年)ごろにはすでに
「エス語は世界を支配する言葉になる」と一部の役員に語っていたようです。

大正12年にエス語を採用するきっかけとなったのは、
この時期にバハイ教のフインチという名の女性の宣教者と出会い、
そのバハイ教がエス語を取り上げていたからでした。

王仁三郎は大本エスペラント会という外郭団体を作り、
講習会を開いたりエス語の機関誌を出したりして普及に努めました。

特筆すべきことは、大正13年に発表した「記憶便法エス和作歌辞典」です。
エス語を覚えるのに便利なように、
エス語をダジャレ的に和歌の中に織り込んだ歌集です。

たとえば「霊魂」や「精神」をエス語で「アニーモ」と言いますが、

  霊魂や精神界の真相を アニーモ(兄も)妹も研究し初む

「朝」は「マテーノ」と言いますが

  朝寝して一足おくれ停車場へ 友のあとから一寸(ちょっと)マテーノ

というような感じです。
王仁三郎お得意のダジャレ歌ですが、こういう歌を何と3600首も作ったのです。

興味のある方は、こちらのページから
「記憶便法エス和作歌辞典」のPDFがダウンロード出来ます。
一番上のonibon_pdf_01.zipの中に含まれています。
https://reikaimonogatari.net/dl.php

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王仁三郎はエス語を導入したのと同じ時期に、
ローマ字も導入して普及に努めました。
日本語をローマ字で表記しようというのです。
ローマ字普及会を作り、大本神諭をローマ字にしたり、
ローマ字の機関誌を発行したりしました。
日本語は平仮名・片仮名だけでなく漢字もあり、読み方もまた色々あって
外国人には学習が難しいので、とりあえずローマ字で学んでもらおうというわけです。

エス語やローマ字の普及に努めたとはいえ、将来的に日本語が廃れ、
アルファベットになるということではありません。
全く逆です。ミロクの世には日本語が世界共通語となります。

宇宙は七十五声の言霊で成り立っていますが、
その言霊が人の言葉になったものが日本語です。
ですから日本語が世界共通語となる必然性があるのです。

しかし今はまだ過渡期です。日本語を広めるよりも、
もっと学習が容易な言語・文字を覚えて、世界の人々と意思の疎通を図り、
世界の統一を促進することが先決です。

王仁三郎はそれについて次のようなことを述べています。
「日本語と国際語」(昭和8年)
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B121805c231

──お筆先(神示)には日本語を国際語にするということが書いてある。
しかし今の日本語では非常に複雑で、
字と発音が異なったり(「〜へ」を「〜え」と発音したりすること)、
漢字やアクセント等も難しく、西洋の人には分かりにくい。
それをよく分からすためにローマ字普及会がある。今日のところ、
エスペラント語も必要であるが、やはり最後には日本語が世界共通語になる。
日本語を世界の人に知らすにはローマ字を使えばいいのである。
そういうふうに神界から聞いているので、エス語やローマ字を導入したのである。
日本語を世界共通語にするには、エス語もローマ字も必要なのである──


日本語が世界共通語になる準備段階としてエス語が必要だということですね。

しかし世界共通語としての日本語は、ただの言語ではなく、
ミロクの世の言葉です。地上天国の言葉です。
日本語が真に世界共通語となるには、それを使っている話者が(つまり日本人)が
悪しき濁った想念(波動)でしゃべっていてはいけません。
それでは地獄の言葉と化してしまいます。
地上天国にふさわしい想念を持ちたいものです。



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   次回お楽しみに!


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