2018/11/22 21:35:40
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】ミロクの世(18)霊界+現界=現界

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2018.11.22
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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 ╋ ミロクの世(18)霊界+現界=現界 ╋


世間一般では、霊界のうち、悪い世界を「地獄」と呼び、善い世界を「天国」と呼ぶが、王仁三郎用語では善い世界に「霊国(れいごく)」を加え、天国と霊国を包括した世界として「天界」という言葉を用いる。

この天界が現界(物質界とか地上界、人間界などとも呼ぶ)に移写された世界が「ミロクの世」、俗に言う地上天国だ。

だからミロクの世を創るためには、天界をよく研究する必要がある。

実際、王仁三郎の「ミロクの世」観には、天界の実相を反映したと思われるものが多い。

たとえば、ミロクの世では一つの都市の人口が十万人くらいになる…と信者に語っているのだが、これは──天界では意志想念を同じくする人が集まって「天国団体」と呼ぶ集団を形成して生活しており、その人数の規模が、小さなものだと40〜50人、大きなものだと十万人くらいだという。それが地上に移写されたということなのだろう。

また、東日本大震災の際に、ミロクの世では人々は高原地帯に住むようになる、という王仁三郎の言説が一部でクローズアップされた。平地は田地となり、交通機関が発達して、高原に住み、仕事をしに平地に降りて来るようになる、というのだ。これは──天界で天国の天人たちは高いところに住んでおり、霊国の天人は少し低いところに住んでいて、いずれも丘陵に住んでいるということが、地上に移写されたのであろう。

天界の姿は主に霊界物語第47巻と第48巻に収録されている。
この場面は「天界巡覧」と呼ばれており、治国別(はるくにわけ)という宣伝使とその弟子の竜公(たつこう)の二人が、気絶して幽体離脱し、天界を探検するのだ。そこに、天界の構造や天人の生活などが細かく記されている。

ミロクの世を語るには、この天界を学ぶ必要がある。
これから天界の姿を順次紹介しながら、ミロクの世を想像して行きたいと思う。

   ☆   ☆   ☆

まずは天界も含めた霊界についてだが──いや、現界も含めた大宇宙全体の構造から説明して行かねばなるまい。

大宇宙は現界と霊界の二つのエリアに大別できる。目に見える世界と、目に見えない世界だ。
この二つは、たとえば物質と反物質というような、完全に相異なる世界ではない。
霊界の中に、現界があるのである。

私たち人間の本体は霊魂である。肉体は現界(物質界)に属しているが、霊魂は霊界に属している。肉体は死んだら朽ちて無くなるが、霊魂は不滅である。霊魂が住む霊界こそが永遠なる世界であって、現界は一時的な世界なのである。

人間は肉体を持ち、現界と霊界の両方を生きている存在だが、肉体を持たない人もいる。つまり天人など霊界にいる人たちだ。ここに霊界と現界の大きな違いがある。霊界は「霊界だけ」だが、現界は「霊界+現界」なのである。
便宜上、仮に霊界と現界を対比させて話をしているのであるが、その現界には霊界(の一部)も含まれているのである。

誰かが、霊界と現界の関係を、水の中に浸ったスポンジに喩えていた。水が霊界で、スポンジが現界だ。現界(スポンジ)は霊界(水)の中に浸っているである。
なかなかいい比喩である。

そしてさらにつっこんで言うのであれば──このスポンジと水は同じものから出来ている、ということになる。
宇宙は水とスポンジという二元から出来ているわけではない。王仁三郎用語で言うなら、霊系(厳、日、火系)と体系(瑞、月、水系)の二つの要素から宇宙は成り立っているわけだが、最初から二元なのではなく、元は一元である。天御中主大神から、霊系の祖先・高皇産霊大神と体系の祖先・神皇産霊大神が生じた。だから水(霊)とスポンジ(体)はもともと同じものなのである。それが七十五声の言霊、つまり波動によって変化し、霊界と物質界とう二つの波長の世界が生まれたということなのだろう。

真空と物質の関係も同様だと思う。疑似科学の世界ではすでに、真空が宇宙の根本元素だと唱えている人がいるが、真空は何もないのではなく、実はそれが一番大本の元素なのである。そのことは正統科学で考えてみても、ほぼ分かりかけていることだ。素粒子の研究では、物質とエネルギーは同一のものだという。ミクロの世界を極めて行くと、物質は消えてしまい、エネルギーになるというのだ。
しかしそれ以上解明することは難しいだろう。水の中に住んでいる魚が水を認識できず水は「無い」と思っているのと一緒で、真空の中に住んでいる、いや、われわれ自身が真空で出来ているのだから、真空を「有る」と認識することは極めて困難だ。しかし真空を「有る」という認識に転換した時に人類の科学に次元上昇がもたらされるのではないのだろうか。

話が脇道に逸れたが、ここで覚えておいていただきたいのは、霊界と現界の関係である。現界にはもともと霊界が含まれている。それを人間が認識できず、「物質だけが全てだ」と思い込み、体主霊従の世界になってしまったのである。霊界の存在を認識した世界がミロクの世だと言える。
そして、天界が地上(現界)に写ったのが地上天国・ミロクの世──だとは言っても、天界の姿がそのまま地上に反映されるわけではない。
霊界的特質と物質界的特質の両方を兼ね備えているのがこの現界なのである。
だから、霊界が想念の世界だと言っても、それが現界に写って現界も想念の世界になるわけではない。
物質を使って想念の世界を顕現させるのが現界なのである。
交通・通信機関の発達というのは、その一つの例である。想った人と直ちに会話が出来るような世界が霊界であり、その現界的顕現が、交通・通信というテクノロジーである。



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