2018/12/10 23:32:06
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】ミロクの世(23)血縁・地縁の次は?

╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋
 霊界物語スーパーメールマガジン
      2018.12.10
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋━╋


★.。:・.。:*・★.。:・.。:*・★.。:・.。:*★


 ╋ ミロクの世(23)血縁・地縁の次は? ╋


前回は天界の様子について詳しく紹介した。
その天界の姿が地上界に写ってミロクの世となるわけだが、そっくりそのままの姿になるわけではない。
現界には物質界としての特質があり、天界+物質界=ミロクの世となるのである。

今回はまず、霊界は意志想念の世界だということについて考えてみたい。
なお、以前にも書いたが「意志想念」を略して単に「想念」と呼ぶ場合もある。「意志と想念」というように両者を比較対照する場合以外は、単に「想念」と書いても「意志想念」のことであると思っていただきたい。

天界に限らず霊界は意志想念の世界である。意志想念を同じくする人(霊界なので、肉体を持たない霊魂のこと)が集まり一つの世界を形成している。天的な想念を持つ人は天界を形成し、地獄的な想念を持つ人は地獄界を形成している。死んだのにそこが霊界だと気が付かない人(現界への執着が強い人)は中有界を形成している。そして天的な想念の中でも、愛善の度合いが強い人は天国を形成し、信真の度合いが強い人は霊国を形成している。それがさらにまた細かく、想念の違いによって無数の天国団体・霊国団体に分かれているのである。
王仁三郎は、地獄界(別名・根の国底の国)のことは詳しく書いていないのだが、理屈から言うと、やはり同様に想念の違いによって様々な団体に分かれているのであろう。

ところで「地獄も神様が作ったの?」と誰でも一度くらいは疑問に思ったことがあると思うが、地獄界は神が望む世界ではない。人間の想念が作り出した世界である。もちろん、そういうシステムを神が作ったのだから、地獄も神が作ったとも言えるが、本来は地獄界も中有界も、無くていい世界である。理想的なのは、死んだら天界へ直行することだ。みな天界へ直行すれば、中有界も地獄界も存在し得ない。それが神が目指す究極の宇宙であり、ミロクの世の最終形態であろう。

天界が現界(地上界)に写る、とは言っても、あるときから突然写り出すわけではない。今もすでに写っているのである。
もともと霊界と現界は合わせ鏡であり、今でもすでに現界に霊界が移写されているのである。
ただ今は天界の領域が少ない──天的な想念を持つ人が少ないために、現在のこのような世界の惨状になっているのである。
現代人の多くは中有界か地獄界に堕落していると王仁三郎は嘆いている。現在世界に移写されているのは、霊界の中でも、中有界や地獄界なのだ。その中有界や地獄界の領域を縮小させ、天界の領域を拡大させて行くことが、ミロクの世をつくるということである。
天界を拡げるということは、天界に感応する人、つまり天的な想念を持つ現界人を増やして行くということになるが、どのような想念が天的な想念なのかということを考えるのは後回しにして、宇宙のシステムとして、意志想念の同じ人が集まるということは現界的にはどういうことなのかということを考えてみたい。

   ☆   ☆   ☆

「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、気の合う人は自然と集まるものである。また、人は自分と気の合う人を探し求めるものである。
これは、意志想念の世界が地上に移写されている現象の一つと考えていいと思う。だが、この「気が合う」というのは、どういうことが「気が合う」ということのか、なかなか難しい。

皆さんは気が合う仲間がいるだろうか? 私は今日までの人生で何人か(あるいは何十人か)気が合う人と出会ったが、しかしいずれも、「部分的に気が合う」という程度のことであった。1から10まで全ての点において気が合う人はいないとしても、1から7とか8くらいまでは合わないと「意志想念が同じ」と言うにはほど遠いのではないだろうか。今まで出会った気が合う人は、せいぜい1から1までだ(笑)
おそらく、「気が合う」というよりは、単に「話が合う」という程度のことだったのだと思う。
たとえばAKB48が好きだとか、釣りをするのが好きだとか、そのように趣味が同じ人同士なら話が弾むだろう。その「話が合う」ということを「気が合う」と錯覚しているケースがけっこう多いのではないだろうか?
それは「自分探しの旅」ならぬ「意志想念が同じ人を探す旅」の第一歩かも知れないが、そのレベルではまだまだ天国団体が地上に移写されるような、そういうレベルではない。

私たちが友を求めるのは、結局その「意志想念が同じ人を探す旅」なのではないだろうか。

人は血の繋がった親から生まれ、血の繋がった家族と一緒に暮らして育つ。
人が所属する社会はまずその「血縁」による社会である。
次に、近所の子と遊んだり、学校に通ったりする。また学校を出てからは、地元の会社に勤めたりする。これは「地縁」による社会である。人はまず血縁社会に所属し、次に地域や国という地縁社会に所属するのである。
その次の段階は──自分の特技や趣味に合った社会を求めるようになる。会社で働くのも、昔は生活費を稼ぐために仕方なく…という側面が強かったかも知れないが、現代では、自分のやりたい仕事、自分の才能を生かせる仕事を選ぶ人が増えている。自分が活躍できる場を求めているのであり、また同じ趣味・特技を持った人を求めているのである。
会社ではなく、ボランティア団体や趣味のサークルにそれを求める場合もある。現代ならインターネットによって、才能や趣味を同じくする人と出会う機会が増えて来た。友と巡り合いやすい時代になって来たのである。

意志想念を同じくする繋がりを、仮に「霊縁」と呼ぶことにしよう。天国団体が地上に移写されるということは、この霊縁社会が実現されるのである。
才能や趣味が同じだというのは、「意志想念が同じ」つまり霊縁ということに近づいているが、まだまだ団体を形成するには至らないだろう。才能とか趣味より、もう少し強い結合が必要だ。

天国団体は趣味のサークルではなく、それ自体が一つの国である。
それが現界に移写される場合、物質界としての制約があるので、国境線を引いた国にはならないが、生活の多くの部分を共有するような集団になるのではないか。
王仁三郎は、天国にはそれぞれの宗教ごとに天国団体があると述べているが、まさに宗教団体というのは、意志想念を同じくした集団、霊縁社会に近いと思う。
特に巨大な宗教団体──世界ならカトリック教会、日本なら創価学会のような巨大な宗教団体だと、それ自体が一つの国家のように振る舞っている。その団体の中で、政治も経済も教育も行われているのである。これは地理的領土を持った国家ではなく、国境線を超えた、まさに霊的な国家である。
もちろん、それはまだ天国団体の移写ではない(^_^; どう見ても天国とは言えないだろう(^_^;
だが意志想念によって繋がった団体とは言えると思う。
しかし本当に意志想念を同じくする人の集まりなのかというと、そうとも言えない。
どこの宗教団体でも同じだが──信仰一世は自分の意志でその宗教を選択したので、たしかに似たような意志想念の持ち主ばかりだと言える。だが二世以降は、単に親の宗教だから自分もそれをやっているというだけのことで、信仰心もあるのかどうか分かったものではない。形だけ入っているというのが実情である。宗教団体の結成当初は霊縁集団だったとしても、世代交代によって、単なる血縁・地縁の集団に変わってしまうのである。

これは地上界の特徴の一つである。
親子兄弟は、肉体上の(血縁上の)繋がりはあっても、霊魂上の繋がりまでない。
親は、肉体を産んでいただいただけである。親子は血は繋がっていても、意志想念まで同じとは限らない。いや、むしろ、意志想念は異なっていると思った方がよい。
意志想念が異なるから、ケンカするのである。
意志想念が異なるから、身魂磨きになるのである。
すでに何度も書いているが、霊界では、同じ意志想念の人しかいないので、ケンカにならない平和な世界なのだ。
しかしそれじゃ霊魂が成長しにくいので、現界でケンカさせて、霊魂の修業をさせているのである。
親子ゲンカ、兄弟ゲンカが出来るのは、有り難いと思うべきだろう。違う価値観を体験できるのは、現界だけなのだから。
しかしケンカが高じると暴力沙汰となり殺人にまで発展してしまう。国同士のケンカだと戦争だ。
そのような深刻な亀裂が生じさせずに、価値観の違いを、闘争ではなく、霊魂の発展向上へとつなげて行く必要がある。それを王仁三郎は「言向け和す(ことむけやわす)」という言葉で説明しているのだが、それはまた別の機会にして、次回もまた意志想念ということについてさらに深く考えて行くことにしよう。



★‥…―━―…‥・‥…―━―…‥★


   次回お楽しみに!


このページ↓を毎日チェックすれば、
飯塚弘明・オニド関係のすべてのサイトの
更新情報が一括してわかります。

http://onisavulo.jp/UpdateInfoAll.php


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
『霊界物語スーパーメールマガジン』
■発行日 平成30年(2018年)12月10日 (毎週木曜日発行)
 (当面の間、毎週月曜と木曜の二回発行します)
■発行所 オニド(王仁三郎ドット・ジェイピー)
 http://www.onisavulo.jp/
■発行人 飯塚弘明
■連絡先 oni_do@ybb.ne.jp
■メルマガの公式ページ(登録)
 http://www.onisavulo.jp/ond.php?id=4
■バックナンバー
 http://oni.big.ph/mailmg/backnumber.cgi
■総集編
http://www.onisavulo.jp/ond.php?id=4#sousyuuhen
◆登録解除
http://www.onisavulo.jp/ond.php?id=4#kaijyo
メールアドレスの変更は、古いメアドの登録を解除して
新しいメアドを登録し直して下さい。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
(C) 2018 IIZUKA HIROAKI

注:出典を明記していただければ自由に転載してもらっても構いません。
たとえば、「霊界物語スーパーメールマガジンから引用」などと
どこかに書いておいてもらえればOKです。