2019/02/25 20:53:07
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】情報サニワ術(4)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2019.2.25
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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 ╋ 情報サニワ術(4) ╋


沖縄・辺野古に米軍基地を建設するための埋め立ての是非を問う県民投票が昨日行われましたが、マスコミ各社は軒並み「反対72%」ということを報道しています。
埋め立て反対票が、投票総数の約72%に上ったのです。

たとえば沖縄タイムスは

「玉城デニー知事、県民投票「民意示された」 安倍首相に辺野古工事の見直し要求へ」

と、埋め立て反対が沖縄県民の民意であるかのように報道しています。

しかしこんな報道も所詮はある特定の意図を持った偏向報道に過ぎません。
投票結果を次のように報道することも可能です。

「62%が埋め立てに反対せず」

県民の6割が埋め立てに反対していないというように読めますが…これはこれで嘘ではありません。
そのカラクリはこうです。

     反対  434273
     賛成  114933
どちらでもない  52682
    無効票  3497
   投票総数  605385
   有権者数 1153591
   (投票率 約52%)

「72%が反対」というのは、投票総数に対する反対票の割合です。
それに対して「62%が反対せず」というのは、有権者数に対する「反対票を投じていない人」の割合です。
有権者数に対する反対票の割合が38%であり、100%-38%で62%という数字が出るのです。
つまり賛成・どちらでもない・無効票に加え、棄権した人を含むと、6割以上の県民(厳密に言えば有権者)が埋め立てに反対していないという結果になるのです。

もちろんそういう報道も、偏向報道であり印象操作です。
もっと意地悪な報道も出来ます。

「反対はわずか30%台 玉城県政に暗雲」

「民意下る 6割超が反対せず 埋め立てに加速」

これも決して嘘ではありません。ものの見方を変えただけです。
もっとも「72%が反対だ」と言って反対派が喜んでお祭り騒ぎをしている最中に「62%が反対していない!」なんて言ったら暴動が起きかねませんから、さすがの産経新聞でもそんな報道はしていません。

「玉城知事、反対72%も笑顔なく」

というように、「いくら反対票が多くても埋め立てを阻止することは難しいよ〜」というニュアンスでネガティブ報道をしている程度です。

数字を出されると、いかにも正確で厳正中立な報道のような気がしてしまいますが、とんでもない!
数字は右にでも左にでも、どのようにでも料理できるのです。
その情報料理人がマスコミです。

マスコミが行う世論調査なんてものも、すべて調理済みの数字です。
全く同じ人たちを対象に調査を行っても、質問の仕方によって、調査結果を変えることが出来るのです。

夏の参院選に向けてマスコミや政党・政治団体による情報操作合戦が激しくなるはずですので、惑わされないように用心せねばなりません。

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前回、情報をサニワするには情報の真偽を疑うよりもまず自分自身を疑う必要がある、と書きましたが、上記の例では嘘は一つもありません。「72%が反対」と言うのも「反対はわずか30%台」と言うのも、いずれも事実なのです。

「県民投票 72%が反対」と聞くと、あたかも県民の72%が反対しているかのように思ってしまいますが、記事のどこにも「県民の72%」なんて書いてありません。そのように思ってしまう自分の思考回路に問題があるのです。

また、「30%台」と聞くと、3割くらいしか反対していないのかというように思ってしまいますが、30%台というのは30%から39%まで幅があります。少なく見せかけるために30%台と表現するのです。
「9980円」とかいう値付けと一緒です。安くみせかけるための手法です。
これもまた自分のアタマに問題があります。

マスコミによる情報操作というのは、朝日新聞珊瑚事件のように、全くの嘘デタラメを捏造するケースはそれほど多くはありません。
さすがに記者たちも嘘は良くないと思っているのです。
情報操作の極意は、嘘をつかずに、事実だけを積み重ねて、ある特定の印象を植え付けることです。
それには、人間が持っている常識とか固定概念というものを利用し、錯覚や誤解を起こさせます。

「県民投票 72%が反対」と聞いて「県民の72%」と勘違いしてしまうのです。

オレオレ詐欺でもそうですね。名前を名乗らず「オレオレ」と言って息子だと勘違いさせるのです。


宗教の本来の目的は、常識や固定概念から人間を解放し自由にすることです。

「日本人なら○○をしなければならない」とか「女は○○をしてはいけない」とか、「自分はこういうダメな人間だ」「どうせ世の中は良くならない」「悪いのはアイツだ」というような、思想・倫理・道徳・常識というものの束縛から、人間を解き放ち、無限の能力を発揮してもらうことが、神の目指すミロクの世です。

情報をサニワする時にも、それは必要です。


(続く)


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   次回、お楽しみに!


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