2019/03/14 21:23:24
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】情報サニワ術(9)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2019.3.14
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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【予告】

明日3月15日に、出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア』がオープンします。

https://onipedia.info/

これはウィキペディアと同じソフトウェアを使って、王仁三郎・霊界物語専用の事典を作ったものです。

ただし記事がまだ少ししかありません。今は約2000項目しかありませんが、最終的には約2万項目になる予定です。完成はまだまだ何年も先になります。

昨年、私の活動開始から15年が経ち、今後の15年間で行う五大計画を3月にメルマガ上で公表しましたが、その一つがオニペディアの製作です。その段階で600項目くらいだったんですが、1年で1400項目くらい増やしました。

霊界物語に登場する地名関係はほぼ全て載せましたが、基礎的な用語を始め、それ以外の言葉はまだ全然少なくて、今の段階ではあまり役に立ちません。しかし置いといても宝の持ち腐れになってしまいますので、とりあえずベータ版ということで公開することにしました。

研鑽のお役に立てれば幸いです。


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 ╋ 情報サニワ術(9) ╋


王仁三郎による「本教創世記」という自叙伝があります。そこの第10章に初期の頃の審神(さにわ)の様子が記されています。
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B195301c16

ただし文語体なので慣れていないと少々読みにくいかも知れません。
ここを元に書いた場面が、現代文による小説『大地の母』に出ていますので、照らし合わせて読むとよいと思います。
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B138902c08

ここでは王仁三郎(上田喜三郎)が審神者(さにわ)となって、多田琴や上田幸吉、石田小末などの神主に憑依した霊を相手に審神が行われた様子が記されています。

審神者が質問をして、憑霊の正体を調べて行くのですが、邪神は質問に対して嘘を答えたり、「何故そんな質問をするのだ」とブチ切れたりします(解答が分からないから切れて質問逃れをするのでしょう)。

それに対して正神は何事も明瞭に答えて行きます。真実を知っているので、答えられるのです。
もちろん神と言っても、181階級あり、下級の神であれば知らないことも多々あるでしょうけど、知らなければ「知らない」と答えるわけです。


これは神霊ではなく、人間でも同じことだと思います。何かを隠そうと思って、それを問い詰められたら、どういう対応をしますか?
嘘を突き通せなくなりそうになったら、やはりブチ切れて(本当に切れるのではなく、切れたフリをしたりして)話を誤魔化そうとしますね。

ただし警察に職質された時のように、悪いことをしているわけではなくても、不愉快になって切れる場合もあります。
それは、悪いことをしていないのに疑われている、ということが不愉快なわけです。

国会で野党が政権を追及することも、一種の審神ですが、追求されてブチ切れるような大臣は何かやましいことがあると思われても仕方がないでしょう。
しかし、わざと曲解して偏向した質問をして来る野党や記者がいますので、腹立たしい気持ちは分かります。


ここで、神には181階級あるということが重要になって来ます。
一番上は主神なので、人間としては180階級です。
人の身魂はランクがあるということをしっかり覚えておく必要があります。
人をランク分けすることに抵抗がある方もいると思いますが、人は平等ではありません。法律の上で平等にしているだけのことです。
肉体は千差万別ですし、性格も千差万別です。人は生まれながらにして不平等です。だから法律によってハンデを補い、平等に生きられるようにサポートしているのです。
霊魂も千差万別です。もちろん、神から与えられた霊魂そのものは平等ですが、その霊魂がどの程度磨けているか──潜在的にはみな等しい力を持っているとしても、今現在はどの程度その力を発揮できるかは人それぞれ異なります。そういう意味で霊魂には階級があるのです。本質的な階級ではなく、武道の○段というのと同じで、進級できる階級です。

審神は善悪正邪の別を見判けるだけでなく、階級があるということを前提にしなくてはいけません。
もちろん、誰がどのくらい階級なのかは容易に分かりません。『あいつよりオレの方が上だな』な〜んて思っていると、慢心取り違えの元です。
霊界物語でも、宣伝使に師事している弟子の方が霊格が上だったというケースがよくあります。
ですから、実際に身魂の上下なんてよく分からないのですが、惟神の道にはいくつものステージがあるんだということだけは念頭に置いておかねばなりません。


先ほど紹介した本教創世記の前の章、第9章に、「修行者」(幽斎修行の修行者で、神主も審神者も含む)が常に留意しておくべきこととして七ヵ条が記されています。
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B195301c15

一、霊魂は神界の賦与にして、即ち分霊なれば、自らこれを尊重し、妖魅なぞのために誑(たぶ)らかさるる事なかれ。
二、正邪理非の分別を明らかにすべし。
三、常に神典を誦読(じゅどく)し、神徳を記憶すべし。
四、幽冥に正神界と邪神界とある事を了得すべし。
五、正神に百八十一の階級あり。妖魅またこれに同じ。
六、精神正しければ、即ち正神に感合し、邪(よこしま)なればすなわち邪神に感合すべし。わが精神の正邪と賢愚は、直ちに幽冥に応ず。最も戒慎すべし。
七、正神界と邪神界とは、正邪の別、尊卑の差あり。その異なる、また天淵(てんえん)の違いあるを知るべし。

またそのすぐ後には、「審神者の覚悟すべき事」が八ヵ条記されています。
(文末の「知らずばあるべからず」とは「知らなくてはいけない」という意)

一、過去、現在、未来を伺うべし。
二、実神なるや、偽神なるや、弁ぜずばあるべからず。(弁じなくてはいけないの意)
三、神の上、中、下の品位を知らずばあるべからず。
四、神の功業を知らずばあるべからず。
五、荒魂、和魂、幸魂、奇魂を知らずばあるべからず。
六、天神、地祇の分別なかるべからず。(分別しなくてはいけないの意)
七、神に三等あるを知らずばあるべからず。
八、神に公憑(こうひょう)、私憑(しひょう)あるを知らずばあるべからず。


本稿の目的は実際に憑霊(神懸かり)の審神をすることではなく、「現代の情報化社会で生きること自体が審神だ」という趣旨ですが、ここに書いてある心得はやはり重要です。

結局、人間界では人間が「神」であり、神懸かりしてなくても「神」なのです。
人間に懸かった憑霊(憑神)を審神するのも、その人間自体を審神するのも、同じようなことです。


さて、話を戻しますが、階級があるということを前提に人と向き合わねばなりません。
平等ではないのです。
上の方の階級になるとどうなって行くのかというと、たとえば「神心は親心」と言いますので、親心になって行くわけです。
警察官のことは対等な立場だと思ってますので、その対等な奴から疑われるから腹が立つのです。
もし自分の子供が冷蔵庫を開けて「ここにあったプリン食べたでしょう」と疑ったらどうでしょうか?
警官が「お前プリン食っただろ」と疑ったら腹が立ちますが、子供に疑われてマジに怒る親はいないでしょう。
相手を、自分より上か、下か、対等か、どう見るかによって、同じことを言われても、受け止め方が違って来ます。

他のことに喩えますと、会社の社長や、稽古事の師匠など、トップにいる人は孤独です。下にいる社員やお弟子さんなどは対等な立場にいる仲間が大勢いて、上司の悪口とか愚痴をこぼせますが、トップにいる人は相談相手もいないし、目標となる人もいないし、孤独です。愚痴もこぼせず、大勢の社員や弟子の面倒を見なくてはいけません。
上の階級に進むというのはそういうことです。愚痴をこぼしている間はまだまだ下っ端です(笑)

昔は「国民は天皇の赤子(せきし)と同じ」と言いましたが、天下国家の為政者たるべき者は、親心で民を包容すべきでしょう。野党や記者が下らぬ質問をしたからといっていちいち腹を立てるような為政者は、しょせんその程度の身魂だということになります。


本稿の最初に、審神者が憑霊に問答することを書きましたが、審神するには知識も経験も豊富でなくてはいけません。そういう意味での「親心」でもあります。親は子供より人生経験が豊富ですから、子供の気持ちが分かります(もちろん分からない人も大勢いますけど)。子供が嘘をついているかも見抜けるわけです。

言い方を変えると、審神者の身魂相応にしか、審神は出来ません。情報化社会に翻弄されてしまうのは、邪神に弄ばれてしまうということであり、審神の現場においては、大失敗ということになります。

(続く)


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   次回、お楽しみに!


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