2020/11/16 20:18:01
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】世界大家族制とベーシックインカム(20)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2020.11.16
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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2012年にメルマガを創刊した時は週3回発行していましたが、
その後2回→1回→2回と変遷して来ました。
都合により、今回からまた週1回(月曜日)の発行に変更します。


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 ╋ 世界大家族制とベーシックインカム(20) ╋


アメリカ大統領選挙で、共和党と民主党の候補者は、最初は数十人の候補者がいて、予備選挙のプロセスで一人に絞られます。
民主党の候補者は今回は29人いたようですが、その中にベーシックインカムの導入を唱えている人がいました。
実業家のアンドリュー・ヤン氏です。
18歳以上の全アメリカ国民に毎月1000ドル(日本円で10万円強)を配ろうというのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/2020%E5%B9%B4%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%B3

1000ドルというのは、日本だとどのくらいの価値になるのでしょうか。
アメリカの年収は日本より若干高めです。
↓こちらのサイトによると、アメリカの平均年収は450〜500万円に対して日本は420万円です。
https://career-picks.com/average-salary/america-heikinnenshu/

しかし、物価も若干高めです。
↓こちらのサイトによると、マクドナルドのビッグマックの値段は、日本は390円なのに対してアメリカは599円です。
https://travel-star.jp/posts/3380

もちろん日本より安いものもあるでしょうし、為替の関係もあって日米の物価を単純に比較は出来ませんが、1000ドルは日本の10万円くらいの価値だと考えていいと思います。

日本で春に配った定額給付金と同じ額です。
10万円を毎月配ってくれるなら人生楽勝です。
都会に住んでいたら家賃で大半が消えてしまいますが、田舎に住めば家賃が安いので働かなくても生きて行ける金額です。

金額がいくらがいいのかはともかく、新しい思想というものは、事あるごとに社会に提起していかないと、浸透して行きません。
金額や財源の問題は二の次であり、まずはそういう思想があるのだということを知ってもらうために、「宣伝」することが必要です。

日本では、小泉内閣で経済・金融の担当大臣を務めた竹中平蔵氏が9月に、月7万円を配るベーシックインカムを提唱したことで物議をかもしました。
「竹中 ベーシックインカム」で検索すると、それについて触れたページがたくさん出て来ますが、驚くことにその多くが批判です。
年金制度や生活保護制度を廃止してベーシックインカムに社会保障を一本化しようというのですが、年金生活者や生活保護者は現在7万円以上もらってますので、竹中案では減額になってしまいます。
それはとんでもない弱い者イジメの制度だということで批判しているのです。
額が少ないから10万円にしようとか、働けない人(年金生活者や生活保護者)には増額すべきだとか、そういう建設的な議論にはならず、7万円という表面的なことに引っかかってしまい、バッシングをしているのです。

これが日本社会の有様です。
国民全てに最低限の生活を保障するという考えの是非を議論することなく、表面に囚われ、その是非を論じているだけです。

大阪都構想の住民投票も同様です。
大阪府と大阪市が高さ競争で争った二つの高層ビルに象徴される、二重行政の弊害を改善することが本質的な課題であるはずなのに、維新の会が提案した都構想が良いか悪いかという表面的な議論にしかなりません。
二重行政を改善することが目的なら都構想に執着する必要はないでしょう。
だからと言って、対案が出されることもなく、単純に維新案の賛否しか議論されません。
このように本質的なことに目が向かず、表面的な事に終始してしまうことも、「体主霊従」の一種です。

日本人が、何か新しい発想で社会を改革するということは、おそらく無理だと思います。
自ら新しいことを考えたり、新しいものを創り出す力は、日本人の多くは持っていません。
外国のモノマネならうまいのですが。

これは日本人の特徴です。
欧米人は新しいものを生み出すことが得意ですが、その代わりそれを発展させるのは不得意です。
日本人は逆です。新しいものを生み出すことは不得意ですが、外国のものを採り入れて組み合わせ、アレンジし、発展させる能力には長けています。

王仁三郎の思想も、その最たるものです。
日本古来に伝わる思想や、外国を思想を組み合わせており、一体王仁三郎のオリジナルは何なのかと言ってもよく分かりません。
おそらく、それら色々な思想を一つに統一したということが、王仁三郎のオリジナルなんだと思います。
これを私は「王仁三郎は霊的ハブである」と説明しています。
ハブというのは沖縄にいるあのニョロニョロして長いやつ…ではなくて、車輪の中心部のことです。自転車のタイヤの、外側のリムを支える沢山のスポークを車軸の部分で一つに繋ぐためのパーツです。
あるいはまた、パソコンで使う「USBハブ」などのハブです。色々な周辺機器をパソコンに繋ぐための装置です。
世界の思想を一つに繋いだハブが王仁三郎なのです。

日本もまたハブです。
世界の中心であり、世界の親国です。

それは「ス」であると言ってもいいです。
中心にあるものです。
新しいものは、概して、社会の外周部から発生します。
それが中心に集まり、結実する。それがスです。
ですから、スの国である日本からは新しいものは生み出されなくてもいいのです。

『それはおかしい。スの言霊から他の74の言霊が生まれたのだから、スは新しいものを生み出す根源ではないのか?』
と疑問に思う人もいることでしょう。

たしかにスから他の言霊が生まれ、それによって宇宙が作られているのですから、スは万物が発生する根源です。
しかしそれは宇宙全体を見た場合の話です。
人間界(物質界)におけるスは、根源ではなく、逆に、集結点です。

ですが、世界の思想を一つに繋いだ王仁三郎から、さまざまな思想が沢山生まれて行ったように、日本で結実したものが、さらに世界へ広がって行くこともあるでしょう。
それが御稜威というものなのかも知れません。

世界の親国である日本は、その御稜威を日本だけにとどめておいてはいけません。
世界から日本に集まって来るのですから、その御稜威は世界に返さないといけません。
政府紙幣を発行したり、ベーシックインカムを実行するのであれば、それは日本国内だけにとどめておくのではなく、世界的に実施しなくてはいけません。
日本人だけ生活が保障され、安逸に暮らせれば、それでいいのでしょうか?
そんなことでは、自分だけが良ければそれでいいというエゴ国家になってしまいます。
われよし・つよいものがちの国です。
世界の親国である日本は、日本一国のことだけを考えるのではなく、世界をどうしたらいいかという観点で考えなくてはいけません。
王仁三郎が唱える「世界大家族制」はまさに世界を考えた発想です。

(続く)



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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!



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