2021/02/15 22:25:38
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】三鏡384河童

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 霊界物語スーパーメールマガジン
       2021.2.15
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
 (当面の間、霊界物語ではなく
「三鏡」の解説をお送りしています)
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 ╋ 三鏡384河童 ╋


●月鏡「河童」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=kg384


 世に河童(かっぱ)と称(よ)んでいるものはイタチのひねたもので、河の中で血を吸うと世俗に言うているのは、実は河の岸から血を吸うているのである。

初出:『神の国』昭和4年(1929年)9月号


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河童は水の中に人を引きずり込んで溺れさせる…ということならよく聞きますが、血を吸うというのは私は聞いたことがありません。
全国各地に伝わる河童伝説はいろいろありますから、丹波地方ではそういう伝承があるのでしょう。

それにしても河童の正体がイタチだというのは、河童ファンの人には残念な話ですね。
まったく夢もロマンもない話です。(~_~;)

「ひねた」というのは、ひねくれた、という意味ではなく、古い、年を経た、という意味の「陳ねた」だと思います。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%99%B3%E3%81%AD%E3%82%8B/

つまり、成長して大きくなったイタチ、ということです。

ただしそれは、現界における動物としての河童の正体です。
霊的存在とはまた別です。

鬼だの天狗だの河童だの、狐だの狸だの、いわゆる妖怪の類の正体は、凶党界の霊です。
霊界の中でも、現界に近い領域で、肉体的精霊などとも呼ばれています。
その霊的存在を指す言葉は世界中、さまざまです。
見えない世界の生き物を、見える世界の生き物から類推して、表現しているのです。
それはその地域の文化的背景によって異なります。
日本では人を騙す動物は狐や狸ということになっていますが、地球上どこにでも狐や狸がいるわけではありません。
狐や狸がいない地域では、他の動物が、人を騙すということになっているのです。
現界の動物としての狐や狸が人を騙すわけではありません。
もしそれなら、動物園の飼育員は毎日騙されっぱなしということになってしまいますね(笑)
川辺で何か人に悪さをするような生き物は、日本では河童ということになっていますが、他の国ではまた別の生き物がいるのです。
河童という妖怪が指し示す霊的な存在(凶党界の霊)はいますが、現界的な存在としては鼬だと王仁三郎は言っているのです。

見えない世界のことを人間が推測しているのですから、見えない世界に実在するそれそのものとは異なって来ます。
文化的な背景によって、いろいろ異なるのです。時代によっても異なります。
一番分かりやすい例が「神」です。神という言葉が指し示しているものは、地域や時代によって異なって来ます。いや、人によって異なるのです。
鬼、天狗、河童、狐、狸など、みなそうです。
ある人が言っている鬼と、別の人が言っている鬼とが、同じ存在であるとは限りません。
ですから「神はいる」ということも、「神はいない」ということも、どちらも正しいです。
雲の上に白い髭を生やして杖をついた老人はいません。そういう意味での神はいないのです。

私は霊とか宇宙人とか見ない人ですが、若い時に一度だけ狸を見たことがあります。
30代の時ですが、ある女性と話をしている時に、突然その女性が狸に見えたのです。
あの時は本当にビックリしました。
見えたのはわずかな時間です。おそらく数秒です。
狸と言っても、もちろん動物の狸ではありません。
妖怪の狸です。
ビックリしました。
その時は、ただの目の錯覚かと思いましたが、後日、その女性が私を騙そうとしていた詐欺師だったことを知りました。
神様が警告のため狸の姿を見せてくれたのでしょう。
それは私の脳みそに『人を騙すのは狸』という情報がインプットされていたから、狸に見えたのであって、そういう伝承のない国の人だったら、狸には見えないはずです。その人の記憶の中にある、人を騙す別の生き物として認識されたはずです。
そのように、見える霊の姿というのは、その人が持っている文化によって異なるのです。

現代では、特に都市部では、もはや狐や狸も見かけません。
では人を騙す動物は何になったのでしょうか?
現代では、人を騙す動物は、人です。
王仁三郎は座談会の中で次のように語っています。

/=====
●出口王仁三郎氏を囲む神霊座談会
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B108500c19

 今はなかなか狐や狸のは直接は欺さない。ワシらは欺された。昔は嘘つくというような事はなかった。ワシらの若い時でも嘘ついたら交際しなかったものじゃ。(注・嘘をつくような習慣はなかったので狐や狸に簡単に騙されてしまった、という意味)

 今の狐や何かは人の身体の中に入ってサック(注・容れ物)にして使っている。人間も賢うなって飛行機に乗って空を走ったりするから、狐も人の体をサックに使うのだ。

(略)今は狐に化かされたというのは聞かんね(略)

 ちっと人智が進んでくると化かすことは出来ない。昔の人は狐が欺すもんじゃという事を、自分が思ってないでも、腹の中からそういう血を受けているから欺されたのだ。先祖代々血液の中に渡って来ているのだから。今はそんな馬鹿な事があるもんかい、と思っているから……
=====/

昔は、狐や狸が人を騙すという潜在意識があったので、狐や狸に騙されることが多々あった、ということだと思います。それが動物としての狐や狸ではなくても、騙されたら『狐か狸の仕業だ』という固定概念があるので、そういう認識をするのでしょうね。

「人の身体の中に入って」と書いてありましたが、現代では、人を騙す凶党界の邪霊は、人に憑依しているのです。
オレオレ詐欺師や結婚詐欺師はもとより、悪徳政治家や悪徳宗教家など、人の形をした狐や狸はいるのです。
前述の、私を騙そうとした女性も、狸(人を騙す邪霊)に憑依されていたのでしょう。

座談会のこの発言の、もう少し後ろの方で王仁三郎が、うちに河童の手(のミイラ)があると言っています。
これはイタチの手のミイラか、あるいはよくあるカワウソの手のミイラなんだと思います。

また、ガマガエルも河童の一種だと言っています。
ガマガエルがイタチとにらみあうと、イタチが動けなくなり、ガマガエルがイタチの血を吸ってしまうというのです。

そういった河原にいる血を吸う正体の知れない動物への恐怖が、河童という妖怪を作り上げ、その妖怪が凶霊(凶党界の霊)の一部を指し示すようになって行ったのだと思います。

凶霊は「山の入口や川の堤や池の畔、墓場の附近等に群居し」ています。

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●霊界物語第50巻第1章「至善至悪」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm5001#a185

精霊界には自然的即ち肉体的精霊なるものが団体を作って、現界人を邪道に導かんとするものある事を知らねばならぬ。

肉体的精霊とは、色々の種類あれども、その形は人間に似て人間にあらざるあり、あるいは天狗あり、狐狸あり、大蛇あり、一種の妖魅ありて、暗黒なる現界に跋扈跳梁しつつあり。

これらは地獄界にも非ず、一種の妖魅界または凶党界と称し、人間に譬うれば、いわゆる不浪の徒である。

彼らは人間の山窩の群の如く、山の入口や川の堤や池の畔、墓場の附近等に群居し、暗冥にして頑固なる妄想家の虚を窺い、その人間が抱持せる欲望に附け入って虚隙(きょげき)を索(もと)めて入り来るものである。
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凶霊が住む場所には、妖怪の伝説も発生しやすいのです。



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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!




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