2021/07/26 21:11:52
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】三鏡567大乗と小乗

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 霊界物語スーパーメールマガジン
       2021.7.26
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
 (当面の間、霊界物語ではなく
「三鏡」の解説をお送りしています)
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 ╋ 三鏡567大乗と小乗 ╋

●玉鏡「大乗と小乗」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=kg567


 大本の教えは大乗(だいじょう)の教えであるが、大乗教ばかりでは人を救うことはできない。

 たとえば風呂を沸(わ)かして入れてやると皆が非常に愉快な気持ちになるが、しかし風呂を沸かすには、それに先だって薪炭(しんたん)を調(ととの)えねば入浴の愉快が永続しない。

 この薪炭を調える小乗教(しょうじょうきょう)の働きをもせなければならないから、王仁(わたし)はこれから小乗に下って働く。


初出:『神の国』昭和6年(1931年)3月号

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大乗とか小乗というのはもともと仏教用語です。
簡単に言うと、小乗仏教というのは、出家して山や寺に籠り、修業して悟りを開くタイプの仏教です。タイやミャンマー、カンボジア、スリランカなど東南アジアの仏教はこのタイプがメインです。
しかしそのような方法ではその人一人しか救われませんし、いつ救われるか(悟りを開くか)も分かりません。
そこで、大衆を救済する目的で大乗仏教が誕生しました。日本や中国の仏教はこのタイプがメインです。
出家して修業することで救われるのではなく、題目や念仏を唱える、つまり「南無妙法蓮華経」とか「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで救われるということにしたのです。(南無は帰依するという意味)
そうやって簡単にしないと、皆を救うことが出来ません。

仏教が誕生して初期の頃は小乗仏教だけでしたが、後に大乗仏教が誕生しました。
大乗仏教側によって、自分たちは大衆を救う大きな乗り物だということで、大乗という言葉が生まれ、それ以前の仏教を、自分一人だけしか救うことの出来ない小さな乗り物だということで、小乗と呼ぶようになったのです。
ですから、小乗という言葉は侮蔑的なニュアンスが含まれています。
なので、現代の仏教界では小乗とは呼ばずに「上座部(じょうざぶ)仏教」と呼ぶようになっています。
(上座部とは彼らが自らの宗派を呼ぶ呼称「テーラヴァーダ」の日本語訳。上座とは長老を意味する)

王仁三郎が「大乗教ばかりでは人を救うことはできない」「王仁(わたし)はこれから小乗に下って働く」と言っていました。
別のところでもそのようなことを言っています。
月鏡の「小さい事」の中で、
「私は小乗より大乗に進み、大乗よりさらに小乗に帰って来て、これから人間的仕事に従事するのである」と言っています。
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=kg323

果たしてこれはどういう意味なのでしょうか?

大乗仏教は、信者は在家ですが、僧侶は出家者です。僧侶の修業の部分だけを切り離して見たら、小乗仏教的です。
王仁三郎にしても、高熊山の一週間の霊的修業だけを見たら、小乗です。
しかしその小乗は、大乗のためにあるのです。
大衆を救うためには、まず自分が霊的に向上しなくてはいけません。
他人を救う(大乗)ためには、まず自分が救われなくては(小乗)いけないのです。

「大乗と小乗」に書いてある「薪炭(しんたん)を調える」という作業は、「小さい事」に書いてある「人間的仕事」と同じ意味なのだと思います。
しかしその人間的仕事というものも、大衆を救うためにやらなくてはいけない準備のようなものであるのです。

その人間的仕事というのは、どういうことを指しているのかよく分かりませんが、たとえば──宗教活動も大切ですが、家庭のことも大切ですしね。他人に何かを教えることも大切ですが、そのためには自分が勉強することも大切ですしね。

おそらくそのような意味で言っているのだと思います。



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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!


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