2021/08/09 22:09:06
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】三鏡570師匠を杖につくな

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 霊界物語スーパーメールマガジン
       2021.8.9
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
 (当面の間、霊界物語ではなく
「三鏡」の解説をお送りしています)
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●霊界物語朗読日記 更新しました
『「一輪」と「一厘」』
https://youtu.be/zZ3aeOEXVX8


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 ╋ 三鏡570師匠を杖につくな ╋

●玉鏡「師匠を杖につくな」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=kg570


 よく大本の信者が、ある人を連れて王仁(わたし)に引き合わせ、そして信仰に入れようと努むることがある。つまり王仁(わたし)に会わせさえすれば信仰に入るというので、王仁(わたし)の忙しい体ということを承知しながら時間を徒費させられることがある。自分で信仰に導くことができずに、王仁(わたし)の力を借りようということは「師匠を杖につくな」という神の戒めを知らないからである。


初出:『神の国』昭和6年(1931年)11月号

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「師匠を杖につくな 他人を頼るな」
これは三五教の重要な教えの一つです。

世間一般でも「他人を頼るな」とよく言います。
他人を頼っていたら、自立した大人になれません。
私の力を借りて信仰に入れようとする信者がいる…と王仁三郎は嘆いていましたが、似たようなことは世間一般でもよくありますね。
たとえば新人営業マンが自力で契約を取れないので、先輩に営業先まで付いて来てもらい、先輩の力を借りて契約を取り、後で先輩から「他人の力を借りるなよ」と怒られる…なんてことはよくありそうな話です。
他人を頼っていたら、いつまでたっても一人前になれません。

しかし三五教の教えですから、世間一般で言っている程度のことではありません。
「神を力に 誠を杖に」して道を進めというのです。
単に自立を促すためではなく、神に対する信仰、信念を強化させることが重要です。

目に見える人やモノに対する依存を無くして、目に見えない神を力にせよ、ということです。
これが霊主体従の生き方です。

これに関連して「宣伝使は一人旅」という教えもあります。
宣伝使は夫婦であっても、一人ずつバラバラで宣伝の旅を送らなくてはいけません。
神のお道の宣伝は、他人を頼らず、自分の責任で行わなくてはいけません。

よく、他人の話を横取りする人がいます。
Aさんが話していると、その話を継ぐような形を取って、Bさんが話を横取りするのです。
BさんはAさんを助けているように思っているのかも知れませんが、実はまるで逆です。結局、BさんはAさんの話を土台にして、フリに使って、自分の話をしているわけです。そういう意味で、Aさんを助けているようで、実はAさんに頼っているのです。
こういう巧妙な形で、師匠を杖についたり、他人を頼っているケースもあるので、十分注意しなくてはなりません。
しょっちゅう奥さんを叱る旦那さんもそうです。自分が上に立っているようなふりをしていますが、実は奥さんに依存しているのです。叱るということで奥さんを踏み台にして、自分の自尊心を維持しているのです。

人ではなく、モノに頼っている場合もあります。
アルコール依存症、ニコチン依存症、ギャンブル依存症、買い物依存症など。

また、個人ではなく、会社や国家など人間社会に頼っている場合もあります。
そういう形での依存症もあります。
会社人間がリストラになった途端に人生の目標を無くして憂鬱な日々を送ることはよくある話です。
現在のコロナ禍のように、社会に不安が広まっている非常時には、特に依存症の症状が勃発しやすいです。
誰かに頼りたいという願望が高まり、それが受け入れられないと、政府批判や、身の回りの人に対する批難・攻撃へつながって行きます。
そしてその願望を受け入れてくれそうな人物が現れると、たとえばヒトラーや共産党のような独裁者の台頭を招くことになります。
独裁者の出現は、国民の依存心の顕れです。
会社でも、ワンマン社長は依存心の強い社員が支えています。ワンマン社長は仕事が出来る優秀な人間ですので、社員は社長に従っていれば安心だと、頼ってしまうのです。


人間は一人では生きられません。集団で生きる生物です。
集団の力は、1+1が3にもなり10にもなります。
しかし半人前の人間が何人いたって、1にもなりません。逆に足を引っ張り合い、互いに批難し傷つけ合った結果、0.5+0.5=0.1なんてことになってしまいます。
自立した人間が集まって集団行動を取った時に初めて、1+1が10になるのです。
ふだんは一人旅をしている宣伝使たちが、大きな御神業のために神から招集され、集団で御用を行うという場面が霊界物語に何度も描かれています。

これから人類社会に訪れることは、いわゆる大峠です。
最終的には地軸の傾きが変わるくらいの、大規模な異変が起きます。
それによって地球環境が変化し、地上のどの地域でも住みやすい気候環境になるのです。
その大艱難を通過しなくては、五六七の世は成就しません。

そういう状況では、国家権力も機能停止に陥ります。
警察も消防も機能しません。
権力に頼らず、自分の力で、ある程度の歳月を生きなくてはならないのです。
東日本大震災の時には、一週間くらい、警察も自衛隊も救助に現れず、孤立していた地域が何ヶ所もありました。
食料の確保もそうですし、治安の維持も自分の力で行わなくてはいけません。
皆さん、いざ、そういう事態が起きたら、一体どうしますか?

こういうふうに、天変地異が起きるという話をすると、ほぼ全ての人が「自分はどうやって生き延びようか」と考えます。
安全な地域はどこだとか、食料をどこにストックしておけばいいかとか、そういうことです。
神の教えを学んでいるような人でも、そういう人ばかりです。
自分が生き延びることしか考えていないのです。
そんな自己中人間が何人いたって、五六七の世とはほど遠いです。

出口直は綾部の町で「火の雨が降るぞ」と一人で叫んでいました。
三千世界が立替え立直され、五六七の世が到来することを叫んでいたのです。
神のメッセンジャーとしては、これが一番重要なことです。
王仁三郎はただのメッセンジャーではなく、立替え立直しの雛型神業を行うという特殊な使命を持っていたので全然別格です。
私のような凡人は、メッセンジャーとしての役目を果たせれば十分だと思います。
しかし下手に大峠の話をすると、みんな自分が助かることしか考えないので大変困ってしまいます。
世の大峠を告げ知らすということは、どうやって人類社会を救うか、ということまで含めて伝えなくてはいけないようです。

社会を救うというのは、たとえば自分がいる地域が孤立して、100人くらいの住民が体育館のような避難所に集まったとします。
その避難所の運営を自分たちの力で行う、ということです。
しかしそれがうまく行くと思いますか?
そこには共産党もいれば創価学会もいます。エホバの証人もいるし、在特会も朝鮮総連もいます。
日本の(あるいは地球の)縮図です。
そういう状態が、私たちの身に起きるのです。
そこを市民が自主的に運営できると思いますか?
ある程度行政が機能していれば、避難所は役人が世話係になりますので、トラブルが起きたら役人にブツブツ文句を言うことでしょう。
しかし役人がいなかったらどうなりますか? 誰に文句を言いますか?
他人や権力に依存している人が大勢いる状態では、互いに文句の言い合いになって、闘争・分裂になります。
東日本大震災の時、私が知るある地域では一週間くらい孤立したのですが、廃校となった小学校に避難し、わずか4〜50人しかいないのにもかかわらず、意見が対立し、二つに分裂し、一つのグループは校舎内で、もう一つのグループは体育館で生活するようになりました。
今の世界の縮図です。
世の中が悪いのは政治家だけが悪いのではありません。
一般市民だって悪いのです。
争いは一般市民も巻き起こしているのです。

しかしそんな状態では人類が滅んでしまいます。
そういう世界を仕切っていくには「師匠を杖につくな 他人を頼るな」という教えはとても重要です。
何かに頼ろうという気持ちが、不平不満を引き起こすのです。

平時はもちろん、非常時には特に三五教の教えが必要になります。



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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!


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