2022/06/23 22:56:45
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】伝記構想(49)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2022.6.23
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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予告していた新雑誌『岩戸開き』が発売されました。
https://twitter.com/iizuka_hiroaki/status/1539458949912481792

私のインタビュー記事は次号(8/31発売)にも分けて載るようです。
武田崇元氏のインタビューも載っています。

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アマゾンでは今売れ切れのようですので、他のところでお買い求め下さい。


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 ╋ 伝記構想(49) ╋


前回、昭和青年会や昭和神聖会の活動を、名前だけですが、いろいろと紹介しました。
その他にも、国民の防空意識を向上させるために(米軍が日本を空爆する可能性があることを知ってもらうために)防空博覧会を開催したり、満州や蒙古への意識を向上させるために(特に満州問題を巡って国際問題になっていたので)満蒙博覧会を開いたり、そういう一般向けのイベント活動を行ったりしました。

昭和6年から10年までのわずか5年間だけですが、この時期はかなり密度が濃かったと思います。
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●大本七十年史下巻「内外多事」
 皇道大本は、挙国更生・満蒙博・防空展・皇軍慰問・戦傷病者見舞・戦死者慰霊・愛国恤兵財団の後援・国防思想の普及・国体閏明運動など多彩な運動を展開した。したがって本部はもちろんのこと、各分所・支部の全員は、いきつくひまもないほどの活動をつづけた。堅い信仰を内面にもつ信者・会員たちは、本部の指令は神命にもとづくものであり、諸運動は神の経綸で、神業であるとうけとめていた。そのため活動も真剣であり、神業奉仕としての信仰的な気持から活動が継続された。この私欲をこえた真面目な活動は社会に強い印象をあたえ、これらの諸活動にたいする敬意と信頼は日ましに増大していった。
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「いきつくひまもないほどの」と書いてありましたが、この当時の大本信者は、息つく暇もない忙しさだったのです。

王仁三郎は、緊迫した世界情勢の中で、次々と生じてくる社会問題に対して、早期から何らかのアプローチを取り、その主導権を握ろうとしたのだと思います。
それで、最終的には、昭和神聖会運動で800万人という賛同者を集めたわけです。

しかしこのやり方は、信者にかなりの負担がかかります。
だんだんと疲れが出て来ます。

IT系の新興企業なんかで次々とお金が集まって来る状態だと、その資金を使って次々と事業を拡大させて行くことがありますが、その場合は高給で人を雇って、人を増やしながら、事業を拡大させるわけです。
しかし宗教活動の場合、給料をもらってやるわけではありません。
信者は無給奉仕であり、お金は自己負担です。
そのお金は、お金持ちの信者が寄付する場合もありますが、基本的には自分で働いて稼ぐわけです。
仕事をしながら、宗教活動に熱を入れるなんてことは、長続きするはずがありません。
長続きさせるには、ペースダウンしてゆっくりやるべきですが、切羽詰まった時局がそれを許さなかったのです。
昭和10年12月8日に弾圧されるまで、この熱狂的な活動は続きました。
もし弾圧されなかったら、そのうち離脱者が続発したり、過労でおかしくなる人が多発していたと思います。
一人でいくつもいくつも活動を掛け持ちして進めて行くやり方は、いつか破綻します。

結局、王仁三郎は弾圧というクライシスが訪れることを見越して、ブッ走って行ったのかなと思います。
走り続けていたらいつか破綻しますが、破綻する前に弾圧されることが分かっていたから、走り続けることが出来たのだろうなと思います。
常識では考えられませんが、「雛型」の御神業ですから、王仁三郎もそうしたのでしょう。
多大な犠牲者が出ることを知りながら、当然苦悩したでしょうけど、それが王仁三郎の役目なのでそうしたのでしょう。
大本をぶっ壊すことで、大日本帝国をぶっ壊すということです。

忙しいのは信者だけでなく、王仁三郎も当然忙しいです。
昭和8年(1933年)から9年にかけて1年間、天祥地瑞9巻を口述しました。
これは、それまでの横になって口述、ではなく、斎戒沐浴して、羽織袴を着用し、正座して口述です。

また、昭和9年から10年にかけて、それまでの72巻の校正を旅先などで行っています。

昭和9年7月22日に昭和神聖会を設立する前は、しばらくの間、東京に滞在し、政財界、軍人など要人と面会して、会を作るために画策していたようです。


(次回に続く)


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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!


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