2022/07/25 22:44:08
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】伝記構想(54)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2022.7.25
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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 ╋ 伝記構想(54) ╋


第二次大本事件は近代宗教史上最大の宗教弾圧だと言われています。
この弾圧事件が一体何故起きたのかということが問題になりますが、「何故」というのは観点によって異なります。

国家組織というのは誰か一人の意志で動くわけではありません。
交通違反のような小さな事件なら現場の警官の意志だけでしょう。
しかし多数の政治家や軍人、財界人などが関わっている宗教団体を検挙しようというのですから、一人の意志だけで動けるはずがありません。
最終的には元老・重臣クラスの承諾や、閣議決定を経て弾圧が実行されたようです。
今は閣議は議事録が作成されていますが、昔は作成されていなかったので、正確なことは分かりません。関係者の話によると、閣議で決定されたようです。

『大本七十年史』に数十ページにわたって関係者の話がまとめられています。

「第一章 第二次大本事件の原因」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B195402c611

おそらく今あらためて調べ直しても、これ以上のことは調べることは出来ないでしょう。

大正10年(1921年)の第一次大本事件は、不敬罪だけでしたが、第二次大本事件は不敬罪の他に、治安維持法違反があります。

治安維持法は共産党などの暴力的な社会運動を取り締まる目的で、大正14年(1925年)に制定されました。またその頃から思想を取り締まるための特別高等課(特高)が各地の警察に設置されて行きました。

暴力革命を標榜する集団を取り締まる治安維持法が、宗教団体である大本に適用されたのは、大本の資金が軍部の革新派に流れてクーデターなどの資金になるとおそれたようです。
というより、王仁三郎が軍部を動かしてクーデターを起こし、政府を乗っ取り、王仁三郎自身が日本の支配者になろうとたくらんでいる…と当局は憶測したようです。
もちろん王仁三郎にはそんな気はありませんが、そのように憶測される理由は十分にありました。

大正時代から陸海軍に信者やシンパが大勢いましたが、特に昭和6年(1931年)9月の満州事変以降は、大本の活動は国防色が強くなって行きました。
機関誌にも、軍人による投稿が増えて行きます。
軍との繋がりが密接になって行ったのです。

『巨人出口王仁三郎』によると、12月8日の事件の直前に北一輝(226事件の首謀者の一人)が王仁三郎のところにやって来て、人を300人を貸して欲しいとか、資金を出して欲しいとせがんだそうです。王仁三郎が断ると、北一輝は秘密を知った王仁三郎を殺すために刺客を使わしました。刺客がやって来たのがちょうど12月8日で、結果的に王仁三郎は殺されずに済んだという逸話が残っています。
そしてその3ヶ月後に北一輝は226事件を決行したのです。
王仁三郎は226事件には全くかかわっていませんが、当局から見たら、そういう連中とかかわりがあった王仁三郎は、背後で資金を出す黒幕的な存在に思えたのでしょう。

こういう、当局的な観点だけではなく、神的な観点でも見て行く必要があります。
王仁三郎は神様の経綸として、御神業として活動しているのですから、神的にはどういう意味があるのか、です。

(次回に続く)


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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!


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