2022/10/10 22:40:36
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】大峠(9)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2022.10.10
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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 ╋ 大峠(9) ╋


人は危機に直面すると利己的になりがちです。
平和な時には他人を思いやる利他的な人でも、自分の生命の危機に直面したら、自分を守るために必死になります。

そうやって皆がエゴによって動き出すと、無秩序状態となり、パニックとなり、助かるものも助からなくなってしまいます。
タイタニックやタワーリングインフェルノのようなパニック映画で昔から描かれていますが、結局、大被害を出して終わります。

現実の天災・人災としては、日本ではあまり大規模なパニックは起きていないかも知れませんが、記憶に新しい事件としては、8月の亀岡の事件があります。花火大会の終了後、花火見物から帰る客が駅に殺到し、電車の運行が一時止まっていたということもあって、大変な混雑になったそうです。こういう時は「我先に行こう」と思う人がかなりいるので、事故が起きがちです。それで警備関係者が怒号を発して客を誘導したというのです。

こちらのページにまとめられており、その様子を撮った動画も載っています。
https://hon-tou.com/kameoka_hanabi/

幸い怪我人等は発生しなかったようですが、こういう時は、ふだん言われることのない命令口調の怒号に逆上して「何でお前がオレに命令するんだよ」と刃向かう奴が出て来るのが"パニック映画あるある"です。
主人公が、その場に居合わせた見ず知らずの人々たちを救おうと、リーダーシップを発揮して、色々と場を仕切って行くのですが、それに反発して「オレを先に行かせろ」とか言う奴が必ずいるのです。

大峠の際にも、そういう人は沢山出て来るはずです。
皆がエゴを言い出したら、秩序がなくなり、社会は崩壊してしまいます。
そうならないようにするには、ふだんから非常時に慣れておく必要があります。

非常時の際にどういう行動を取ればいいのか、そういう訓練、心構えが必要ですし、また、危機が近づいているという心の準備も必要です。
亀岡の例で言うと、駅周辺に人が密集して、動かない状態であれば、「事故が起きる可能性がある」と予見しなくてはいけません。
そのような危機を察知できなかった人たちが、我先に階段を上ろうとして、それを制止するために警備関係者が怒号を発したのではないかと思います。

このような無秩序の群衆を規制するための訓練を警備関係者が受けるだけでなく、私たち一般市民も、無秩序の中で生き延びるためにどのような行動を取ればいいのか、学び、身に付けておく必要があります。

韓国・北朝鮮や、イスラエル・パレスチナのように、いつでも戦闘が始まりかねない国では、市民はそのような訓練をある程度行っています。
しかし日本のように平和ボケして寝ぼけている国ではさっぱりです。

10月4日に北朝鮮の弾道ミサイルが飛翔したということで北海道と青森県でJアラートが鳴り響いたようですが、Jアラートの音が不気味だと不評です。
しかしそれが不気味だなんて言っている人は全く平和ボケで寝ぼけている人です。
尋常ではない事が今起きているのだということを人々に実感させるために、わざと不気味な音にしているのです。

天災は忘れた頃にやってくる。
とは言っても、いつやってくるのか分からない天災に、真剣に取り組む人などあまりいません(ということを前回書きました)。
それで、神様は少しずつ、そういうことに慣れさせようとしているのです。

東日本大震災もそうですし、新型コロナのパンデミックや、ウクライナ戦争もそうです。
人類はこれから非常時体制へと移行して行きます。
天変地異がいきなり起きるとみんなパニクってしまうので、少しずつ、何となく、非常時に慣れさせて行こうという作戦です。

雛型もとっくの昔に王仁三郎によって作られています。
大正10年(1921年)の第一次大本事件は「邪教大本」「淫祠邪教」と新聞が書き立てたため、日本国民に大きな衝撃を与えました。
しかし大本信者にとっては、実はそれほど動揺はなかったようです。
そもそも浅野和三郎らによって「大正10年立替説」が唱えられていたので、その年には何か大きなことが起きるだろうと、みんな思っていたのです。
具体的な予言は何も出ていませんが、非常時への心構えは出来ていたのです。
それは昭和10年(1935年)の第二次大本事件の時でも同じです。
『大本七十年史』は次のように記しています。

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検挙につづく社会的な非難によって邪教観が流布され、大本の人々を邪教徒・国賊とする世評が形づくられていった。大本は孤立し、大本信者はまことに苦難な立場にたたされたといってよい。だが信者のおおくは意外に平静であった。

大本の人々は、大正一〇年の第一次大本事件の時、あれほどさわがれたにもかかわらず、結局事件は解消したという経験をもっていたし、これまでの運動や自己の信仰をかえりみても、やましいところはないという確信にみたされていた。

やがて事件はかならず解決するものとおおくの信者はうけとめたのである。しかもそこには教義や王仁三郎にたいする熱烈な信仰があり、内務省の声明や世論の攻撃ぐらいでは、根底から動揺するものではなかった。

●『大本七十年史 下巻』「信者の動き」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B195402c6221
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真珠湾攻撃により対米戦争が開始された時も同じです。
多くの国民は衝撃を受けたことでしょう。
しかし大本信者は、日米戦があるということは予言によって知っていたので、起きるべきことが起きたというような心境だったようです。

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日米開戦は国民に非常な衝撃をあたえた。(略)

大本信者には、かねてより『瑞能神歌』(大正7・2月発表)に示されていた日本とカラ国(中国)との戦争から、さらに雨里迦(アメリカ)との戦争へ発展するとの予言が脳裡にふかくきざみこまれていた。(略)

第二次大本事件大検挙の直後に、「大本は日本の型であるから、大本をつぶせば日本もそのとおりになる」と警告した二代すみ子の言葉も信者間につたわっていたし、米内内閣成立(昭和15・1月)直後、山科の京都刑務所に面会にきた信者にたいし、「米内(こめない)」内閣とさりげなくかたった王仁三郎の言葉も、国内経済と国民生活にたいする一つの暗示としてひそかにつたえられていった。

時局の推移にてらして、信者たちはあらためて大本信仰への自覚をたかめ、日本の苦難な前途を予感せざるをえなかったのである。

●『大本七十年史 下巻』「日米の開戦」
https://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B195402c6413
=====/

具体的にいつどこで始まるという予言ではなく、抽象的な予言しかありませんが、それがしっかり肚(はら)に入っていたので、慌てなかったのです。

大峠の予言も、具体的なものではありません。
しかし仮に具体的なことを言ったとしても、人類のほぼ全ての人はそんなことを信じないと思います。
何も対策を立てようとしないと思います。

ですから、たとえばCO2問題のような形で、「地球を守ろう」みたいなことを神様は人類にやらせて、大峠が近づきつつあることを何となく覚らせようとしているのです。

これは、神示のように言語によって人類に直接的に伝達するのではなく、環境の変化によって、何となく気づかせるという方法です。

私たちの身近なことで譬えるなら、「口で言っても分からないから、態度で示す」というやり方です。
気づかせるのです。

(次回に続く)


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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!


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