2022/11/28 22:02:47
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】大峠(14)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2022.11.28
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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●お知らせ
ユーチューブに霊界物語第33〜38巻の朗読をアップしました。
https://ondoku-reikaimonogatari.jimdofree.com/

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 ╋ 大峠(14) ╋


ウクライナ戦争がなかなか終わりそうにありません。
2月に戦争が始まり、すぐにドイツが国防費をGDP比2%に増額すると発表しました。
NATO加盟国は2%を求められているので、現在1.5%だったのを2%に引き上げるというのです。

日本でもつい先日、防衛費を少しずつ増額して行き、5年後にGDP比2%以上にするという方向で政府が調整に入ったという報道がありました。
現在が1%くらいですから、倍増です。財源がないので、消費税もどんどん増税されるはずです。現在の消費税の税収が22兆円、防衛費は5.5兆円なので、5年後には防衛費増額分だけで、消費税額が10%から12.5%に確実に増税されるはずです。小数点が付くと半端なので、一気に15%くらいになるのではないでしょうか。

防衛費をGDP比2%にするというのは、NATO諸国に足並みを揃えるということなので、世界的に見れば特別異常なことではないのですが、そもそも兵隊が足りない(自衛官になりたいたい人が少ない)のに、金額だけ増額しても戦うことは出来ません。
やがてすぐに徴兵制度の実施という議論も出て来るはずです。
今どきは男女平等の時代ですので、女も徴兵対象になることでしょう。
ちなみに北欧の国々の国民は幸福度が高いと言われていますが、そのノルウェーやスウェーデンでは徴兵制度があり、女も徴兵されています。
韓国ではBTSが徴兵によって活動休止になりますが、日本でもそのうちAKBや乃木坂の誰それが自衛隊に入隊、というニュースが当たり前のように流れることになるでしょう。

こういう軍拡の動きに対して当然、反対する人も大勢います。
しかし反対したからと言って世界が平和になるわけではありません。
2%が1%でも同じだからです。戦争は起きます。

現在の世界は、軍事力の均衡(ミリタリーバランス)という考えで平和を維持しようとしています。
だから軍拡競争になってしまうのです。
しかし軍拡競争をしなくても、軍隊があるのですから、いずれにせよ戦争は起きます。

いや、厳密に言うと、軍隊があるから戦争が起きるのではなく、紛争を解決する手段として軍事力を用いるために、軍隊を保有しているのです。
この、紛争解決手段としての軍事力の行使、という考えを止めない限り、戦争は起き続けます。
軍事費のパーセンテージの問題ではありません。
1%を0.5%に引き下げたって、戦争は起きるのです。何も変わりません。徴兵制度がなくても戦争は起きます。

日本国憲法九条は、国際紛争解決手段として軍備を持たないと宣言しましたが、これこそが戦争廃止への道筋です。
しかし、日本が軍備を廃止したからと言って、世界が平和になるわけではありません。
日本だけがそんなことしても何の意味もないのです。

以前にもメルマガで書いたことがありますが、当時の日本は連合国(現在の国連)によって統治されていました。連合国軍が日本の平和を守っていたのです。
だから、自国で武装する必要がなかったのです。憲法九条は、国連軍が日本の安全を守るという前提での条文です。
そのシステムを地球全体に拡大させたものが、世界連邦の構想です。

世界警察軍を設置し、各国の主権を制限して交戦権を否定し、世界の平和は世界警察軍が守るという考えです。つまり世界統一政府の樹立です。
ロシア軍がウクライナに侵入しても、ウクライナ国民が自分で国を守ってはいけないのです。世界警察軍が出動するのです。
プーチン大統領がウクライナに侵入した名目は、ウクライナ国内の国境付近に住むロシア人がウクライナ政府に虐待されており、そのロシア人を保護するため、ということですが、しかしそれに対してロシア軍を使ってはいけないのです。世界警察軍に通報して対応してもらうのです。
しかし現在はそういうシステムが存在しないので、各国が武装して、自国民・自国領土を守っているのです。
ですから、そういうシステムを作らなくては、戦争がなくなるはずがないのです。

体罰やパワハラ、セクハラなども同じです。
「暴力反対」などと叫んでみたところで、暴力以外の方法で自分の欲求を満たす方法を知らなくては、暴力がなくなるはずがありません。

「火をつけて来い」などの暴言で有名な明石市の泉市長が、またまた暴言を放ち、ついに市長を辞職しました。
この人は自分の衝動を処理する方法を知らないのですから、今後も頭に血が上ったら暴言を放ち続けることでしょう。
アンガーマネージメントを学んだらしいですが、全然訓練が足りません。反省が足りないのではなく、訓練(修業)が足りないのです。
心の問題ではなく、スキルの問題です。精神論では暴力はなくなりません。
暴力反対、戦争反対と叫ぶだけでなく、ではどうしたらいいのかという、対案、改善案が必要です。

ウクライナ戦争によって、世界連邦的なことを唱える人が出て来るかと思ったら、全くと言っていいほどいないので、とても残念です。
バイデンがどうのとか、プーチンがどうのとか、そんな下らない話ばかりです。
多くの人々は、二元論的な世界観から抜け出せないのでしょう。
誰が悪い、彼が悪いという、善悪の問題ではありません。
戦争による紛争解決を止めさせる必要があるのです。

戦争に勝つにために、嘘で敵を騙すのは当たり前です。そして「敵を欺くにはまず味方から」です。だからウクライナ側だって嘘をつくでしょうし、それに、生きるか死ぬかの戦場では、不当な処刑だって行われます。そんなことをいちいち指摘してみても戦争はなくなりません。

結局、人類の多くはまだ、それぞれが所属する「国」とか「民族」という次元でしか、ものを考えることが出来ないのでしょう。
「世界」をどう統治するかについて語れる人は恐ろしいほどいません。
実際には、私のように巷でしょぼしょぼやっている人はあちこちにいるのでしょうけど、メジャーなインフルエンサーには、そんな人は一人もいません。
恐ろしいほど、「国」の中に凝り固まっています。
そこから外に引き出すことが「天の岩戸開き」だとも言えます。

ところで、70年以上前、第二次大戦終戦直後に発足した世界連邦運動ですが、もし仮に、あのときスムーズに(国連ではなく)世界連邦へと地球人類社会が進んでいたとしたらどうなっていたか?
もう今頃は、世界は戦争はなくなっていたのではないでしょうか?
いやいや、そうでもなさそうです。
おそらく、第二次大戦直後に世界連邦が誕生していたとしたら、アフリカなどは未だに欧米の植民地だった可能性があります。
地球は欧米諸国によって分割統治されていたかも知れないのです。
皮肉なことに、世界連邦の実現によって、世界連邦構想とはほど遠い世界になっていた可能性があります。
その理由は次回に書きます。

(次回に続く)


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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!


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