2023/02/06 19:20:01
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】大峠(20)

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2023.2.6
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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 ╋ 大峠(20) ╋


この前、号外でお知らせしましたが、2月3日に本を出しました。

『PTC1 プーチン、トランプ、新型コロナ ぜんぶ王仁三郎が予言していた!』

https://amzn.to/3JIJOAy

今はまだ電子書籍(アマゾンキンドル)だけですが、あと一週間くらいすればペーパーバック(紙の書籍)の販売も開始される予定です。

これは第1巻で、第2巻は4月か5月頃に発表します。
第何巻までなるかは分かりません。たぶん3巻か4巻になると思います。

このPTCシリーズは──王仁三郎の予言を通して調べてみると、ここ数年、世界を騒がせているPTC(プーチン、トランプ、コロナ禍)が、人類の進む道をミロクの世へ向けて方向転換させているようだ…ということを書いた本です。

以前にこのメルマガでも書きましたが、ミロクの世の姿が分かればそれを実現するために何が必要なのかが、ある程度分かって来ます。現在の世界をミロクの世に変えるために、色々なプロセスが必要です。細かい出来事はともかくとして、世界が大騒ぎになるような出来事は全て、そのプロセスだと考えればいいと思います。

そうすると、PTCが実際にどのように世界を変えているのか、その方向線上を調べてみると、ミロクの世が見えて来ます。

しかし、現在の世界は『悪くなっている』と感じている人もたくさんいると思います。
それはプロセスの一部分しか見えていないからです。カップラーメンを初めて見る人が『こんなに固いんじゃ食べられない!不良品だ』と感じるようなものです。お湯を入れて3分間経てば柔らかくなるのです。それを知らないから不満を感じるのです。

社会はまっすぐには進みません。右に左に揺れ動きながら進んで行きます。
ですから一見『社会が悪くなっている』と思うようなことでも、それはただのプロセスの一部であって、その先にはまた別の未来が開けて来ます。

別な言い方をすると、「毒は上手く使えば薬になる」ということです。
また別な言い方をすると、「毒にならないものは薬にもならない」ということです。


ミロクの世が成就するためには、地球環境が大きく変化する必要があります。それが「大峠」です。
過去に何度も言及しましたが、人間の性質は生活環境に依存する部分が大きいので、まず地球環境を変えるのです。
沙漠や氷の上のような厳しい環境で生活する文化と、温帯の住みやすい環境で生活する文化とは、自ずから違って来ます。

学者の研究によると、人間の性質を決定するものは、先天的なDNAの影響が半分、後天的な生活環境の影響が半分だそうです。
DNAは、やがて人為的に操作する時代がやって来ます。
親の希望で、たとえば、運動神経が発達した子供を作るとか、モテ顔の子供を作るとか、そういうことが公然と行われるようになります。
ですが、DNA操作で運動神経を発達させても、スポーツを行える生活環境でなければ、せっかくの運動神経も宝の持ち腐れです。
DNA操作で子供を最初からモテ顔で産んでも、社会の美的流行が変化してしまったら、結局、整形手術をしなくてはいけなくなります。
人間の性質はDNA操作だけで決定されることはありません。どういう環境で生きるのか、それも重要です。
人為的にある程度環境を変えることも出来ますが、その環境の一番根底にある地球環境を変えるのが大峠です。

それは要するに天変地異です。
地球の長い歴史の中では何度もあったようなことでしょうけど、人類の歴史の中では未だかつて経験したことのない、大規模な天変地異です。
その大峠を人類が乗り越えるためにはどうしたらいいのか?
今の人類の在り方では乗り越えられそうになく、人類が滅亡してしまうかも知れないので、神は明治25年から出口直に神懸かり、人類に警告を発しているのです。
もちろん、大本だけが全てではなく、世界各地で神は様々な形で警告を発しています。
しかしそれを真剣に受け止めている人はあまりいないでしょう。
真剣に考えている人でも、どうしたら人類が救われるのかという方法論になると、『神の教え(戒律)を守って生きていれば、最後に日に空中に引き上げられて(空中携挙)生き延びることが出来る』というようなオカルト的発想しか出て来ない場合がほとんどです。

人類は何のために物質文明を発達させたのか?
まだ文明が発達していない千年前の人がそういう発想するのなら仕方がないです。神に縋るしかないからです。
しかし物質文明が発展した現在でも、そんな迷妄を抱くようでは、人類は救われません。
『神に祈願すれば病気にかかることはない』とかいう信仰と同じです。キチガイ信仰です。迷信です。ほとんどの人は救われずに病気で死ぬのがオチです。
文明の発達していない時代にはそういうやり方でも仕方がないですが、現代人としては、文明を駆使して人類を救うという方向で考えるべきでしょう。

では、人類が大峠を乗り越えるために、具体的にどうすればいいのか?
そういう細かいことまで王仁三郎は教えていません。
それは人類に与えられた宿題です。
その宿題をやり遂げることで、人類は大きく次元上昇することでしょう。
優れた教師は、生徒に答えを教えません。自分で考えさせます。
答えを教えたら、答えを実行するだけのただのマニュアル人間になってしまいます。
マニュアルに書いてあることしか出来ないロボット人間です。
自分で考えることで、臨機応変に対応できる人間になるのです。

次回からは、人類が大峠を乗り越えるために具体的に何が必要なのか、何をすればいいのか、私なりに考えた答えを書いて行こうと思います。


(次回に続く)


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 お読みいただきありがとうございました。

    次回もお楽しみに!

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