──「はじめに」より──
人は人生をそう簡単に変えられない。アクシデントに遭遇し、一時的にライフスタイルの変更を迫られても、またすぐ元の今まで進んで来た道に戻ろうとする。
しかし現在世界を襲っている災厄は、もはや元の道に戻ることが出来ないような、大規模な変革を人類に要求しているようだ。
果たしてどのような方向に人類は進んで行くのだろうか?
それを出口王仁三郎はすでに百年前に教えていた。
ロシア・ウクライナ戦争を勃発させ世界を分断させたプーチン大統領、フェイクと憎悪の嵐を巻き起こしアメリカ社会を分断させたトランプ大統領、パンデミックによって国と国、人と人との間を分断させた新型コロナウイルスのパンデミック。
ここ数年、世界を騒がしているこれらの出来事全て、王仁三郎が霊界物語に予言し、あるいは雛型として示していた。
現在の世界、そして未来の世界を、オニサブローという天眼鏡を通して覗いてみよう。
そこには神が目指す世界「みろくの世」と、それに至る道のりが見えて来る。
PTC(プーチン、トランプ、コロナ禍)が、人類の進む方向をみろくの世に向かって方向転換させているようなのだ。
本巻には第一部と第二部を収録した。
第一部は、霊界物語にプーチン大統領とそっくりな人物が描かれていることをレポートする。
第二部には、予言や神の教えに接する時のリテラシー(読解能力、表現能力)について私論を載せた。
第三部以降は次巻に収録する。ドナルド・トランプ氏やコロナ禍が王仁三郎的世界観においてどのように位置づけられるのか。PTCが神の経綸上、どんな役割を持っているのか。そして王仁三郎が示した地上天国=みろくの世の実現に向けて世界はどのように進展して行くのか。そのために私たちは何をしたらいいのか。日本の使命は?天皇の役割は?経済はどうなるのか?戦争を地上から無くすにはどうしたらいいのか?
全て王仁三郎は教えてくれている。
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